特許申請探究/国際特許事務所 東京

国際特許事務所の特許申請についての探究です

 
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特許でよく聞く“PCT国際特許申請”って何?

今までにはない斬新なアイデアを日本国内だけではなくて世界の国々で特許を取得しよう!と考えた時に耳にする言葉、それが「PCT国際特許申請」かもしれません。PCTは特許協力条約のことで、複数の国々で発明の保護が求められている場合に発明の保護の取得を簡易かつ一層経済的なものにすることを一つの目的として締結された条約のことだそうです。

1つのPCT国際特許申請をすれば、PCTの加盟国すべての国に同時に申請したことと同じ効果が与えられるそうですよ。PCTの加盟国は約142か国もあって、日本ももちろんPCTの加盟国のようです。日本の特許庁に日本語で(または英語で)1つの国際申請をすればすべてのPCT加盟国に対して「国内申請」を申請したのと同じ扱いになるそうです。日本からもインターナショナルな特許申請を行なう事もできるわけですね。

また、国際特許申請をすると、特許される要件を満たしているかどうかの調査を行ってもらえるそうです。国際調査というそうですが、この調査をもとにしてそれから先の手続きをすすめていくかどうか検討することもできるとのことです。

ただ、国際特許申請の手続きをしたからといって、それぞれの国々で特許権が認められるというわけではないようです。加えて、特許を取りたい各国に国内移行手続きというものを行って、各国の特許庁に特許を認めてもらえるか審査をしてもらわないといけないみたいです。また、国内移行手続きでは、各国で認められている言語での翻訳文を提出したり、手数料を支払う必要があるようです。お金がかかりそうだし、素人では手続きが複雑そうです。ここからがほんとうの勝負といえるのかもしれませんね。

特許が認められる基準は各国で違っているそうなので、1つの国で認められても、他の国では認められないこともあるそうです。なかなか簡単には国際的な特許を取得することはできないのですね。

自分では何かと手続的にも面倒なことが多い国際特許申請は、やはりプロの弁理士に任せるのがほとんどのようです。



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